エミッタ(カソード、熱陰極)

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エミッタ(カソード、熱陰極)とは

エミッタ(カソード、熱陰極)

材質: タングステン、タンタル、モリブデンなど

ある材料を加熱することによってその材料内の電子の一部が熱エネルギーを得て材料表面から放出されます。
そのような電子を熱電子と言いその電子の放出源となる部品をエミッタ、カソード、熱陰極などと呼びます。

エミッタとなる材料によって熱電子の放出のしやすさが異なりその放出のしやすさは、仕事関数Φ [ eV ]で表されます。

  仕事関数【 eV 】 融点【 K 】
タングステン 4.52 3650
モリブデン 4.1~4.3 2890
タンタル 4.2~4.35 3270

仕事関数が小さいのは、モリブデンやタンタルですがモリブデンは融点が低く、タンタルは高温下における熱強度が低いため一般的には、タングステンが多く使われています。

弊社では、それらエミッタ部品を数多く製作し国内外の装置メーカー様デバイスメーカー様に直接納品させて頂いております。