SPECIAL INTERVIEW

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辰己社長をはじめ、
当社の各分野で活躍する社員の熱い想いや
求職者の方々へのメッセージをお届けします。

社会の「あたりまえ」を支える静電気

多くの方々にとって、静電気は時折指先にバチッと感じる、嫌われ者とされていると思います。しかし、私たちの事業は、この誤解されがちな静電気を、正義の味方に変えるものです。私たちが取り扱う「静電チャック」は、スマートフォンや自動車などの半導体製造において主に使われています。この静電チャックは、シリコンウェハーという基盤材料を大気、真空に関わらず静電気の力で確実に保持する装置であり、社会の「あたりまえ」を支えています。私たちは静電チャックのパイオニアとして、40年以上にわたりこの業界を牽引してきました。日本において半導体業界が急速に拡大する中、多くの他社が半導体に特化した静電チャックを取り扱う中で、私たちクリエイティブテクノロジーは半導体にとどまらず、静電気の可能性をあらゆる分野へ広げる事業を展開してきました。その結果、繊維業界をはじめとする様々な分野で私たちの技術が活用され始めています。

生きる意味、生きる意志

静電気の可能性を追求し、常に新たな製品を創り出すことが私たちの使命です。一方で、事業の枠を超えた、社会課題へのアプローチも始めています。昨今、多くの人がストレスを抱えて生きています。また、病気やケガで生きる希望を失いかけている人も。こうした方々に生きる意味・意志を提供するためにできることはないか考え、社会福祉活動と福利厚生の一環で、滋賀工場の近くに「プラッツ」をオープンしました。プラッツとは、社員や地域住民の方々が気軽に乗馬を楽しむことができる施設です。ヨーロッパでは動物と触れ合うことによって精神的・身体的なセラピーを受けることは一般的ですが、日本ではそれほど広く知られていません。プラッツのホースセラピーを通じて、精神的なリフレッシュはもちろん、生きる意味や生きる意志を見つけ出すことができた方が1人でも多く生まれるように、近隣の病院や地域との連携が始まっています。末期がんの方を招いたり、地域のお年寄りを招くことで、人生に新たな楽しみを見出す場として活用いただいています。

静電気と人、そして未来

私たちは今日も、静電気を正義の味方にする挑戦を続けています。例えば、バキュームで把持することができない繊維を静電気で持ち上げることができれば。車ぐらい大きくて重いものを静電気で運べるなら。こうした静電気の可能性は、ただの夢物語ではなく、実際に導入が始まっていたり、導入に向けた検討が始まっています。そして、静電気に限らず、人の未来にも常に多くの可能性が広がっています。だからこそ、私たちはまず、可能性があることに感謝しています。可能性の実現に向けた挑戦の結果に失敗はなく、諦めなければ、すべての挑戦は可能性実現の過程であると考えているからです。自分の好きなこと、やりたいことの可能性をどこまでも追求することができる方、そしてもし一度目の挑戦が振るわなくても、前向きに違う方法で挑戦し続けることができる方は、私たちと共に、静電気の可能性で世界を驚かせる挑戦をしてみませんか。

企業のイメージアップにつながる仕事を

大学卒業後、一般企業にて2年、法律事務所で3年経験を積んだ後、より企業のイメージアップにつながる仕事をしたいと考えるようになり、この考えとマッチしているポジションを募集していたクリエイティブテクノロジーに入社を決めました。私が所属する営業第二Grは大きく分けると「企業のブランディング」「独自技術の市場展開」「ビジネスの新規開拓」の3つの役割を担っています。その中で私はグループリーダーとして、それぞれのプレイヤーとして従事するほか、事務員を含めた全6名のマネジメント業務を行っています。将来の柱となる新規開拓の際、これまで取引実績のない新しい企業との商談を成功させることができた時、つまりビジネスを0から1にすることができた時には会社の、そして社会の役に立てたことを実感することができ、この仕事のやりがいを感じますね。

5年後、10年後のスタンダードを目指して

つい最近の出来事ですが、順調に進んでいる仕事でとある大手企業と打ち合わせをした際、「御社の製品提案がなければ他社との市場競争で負けていた」というコメントをいただきました。その事業は年間数百億円の市場規模があり、当社が、そして自分が販売した商品がその一部を担っていることを想像すると、身が引き締まる思いになります。私たちが販売するのは、一般的には「ニッチな技術」と呼ばれるものですが、だからこそ、世の中に埋もれることはありません。また、私たちの技術について、お客様も最初は詳しく知りません。反面、詳しく説明することで、お客様に「いいものを見つけたな」と感じてもらうことができます。こうして自分や身近な社員と一緒に立ち上げた仕事が、5年後、10年後には世界のスタンダードになっていてほしいと願いながら、日々の仕事に従事しています。そして、0から1にした仕事を、100にも1000にも育てていくことが、現在の大きな目標の一つとなっています。

必要なのは「発信力」と「プライベートの充実」

当社はとにかく、社員一人ひとりの存在価値が大きく、社員を大切にしてくれる会社です。ただ、指示を待っているだけでは、多くの人に頼りにされる存在になることはできません。自分から「あれやりたい」「これやりたい」というビジョンを持ち、発信できる人には、活躍の機会が多く巡ってきます。自分でやりたいことがたくさんある人、年齢や性別に関わらず、自分のやりたいことを発信できる人にはぴったりの環境ですね。また、プライベートの充実が仕事に対する最も大きなエネルギーになると考えています。ここで言うプライベートの充実とは、ただ遊ぶ、ということではありません。休日のスポーツや文化活動を通じて精神を鍛えたり、雑談力を高めたりといったことを指します。自分自身だけでなく、周りの社員にも日頃から全力で遊び、全力で働いてほしいと伝えています。休日平日問わず、一日一日を大切に、アグレッシブな毎日を過ごしていけるよう、これからも邁進していきます。

  • 8:30~9:00 メールチェック/スケジュールの確認
  • 9:00~10:00 グループミーティング…過去1~2週間のトピックスを共有
  • 10:00~12:00 事務処理(メール対応、見積書作成、注文書の処理など)
  • 12:00~13:00 ランチ(営業第二Grはよく近所のお店に食べに行きます)
  • 13:00~16:00 顧客訪問(県内や都内であれば半日、北関東や遠方の場合には宿泊を伴う訪問もあります)
  • 16:00~17:00 訪問議事録の作成
  • 17:00~17:30 翌日の業務準備・日報作成(営業第二Grは可能な限り定時で帰宅できるよう効率良く勤務することを推奨しています)

自動化・省人化という課題

前職では製パン会社で開発を行っていたのですが、当時、他業界の食品関係の方とお話させていただく機会があり、漠然と食品業界の自動化・省人化が大きな課題であると感じていました。この自動化・省人化という課題に対して、当社が手掛ける製品が鍵を握っていると感じたことが、入社を決めた理由の一つです。もう一つ、入社の決め手となったのが、当社で働く方々の人柄に惹かれたことでした。働きながらの転職活動だったので、土日に対面の面接を行ってくれる企業が少ない中、私の都合に合わせた面接日時の設定だけでなく、立ち上げ途中だった滋賀工場の見学なども柔軟に対応してくださり、一人ひとりに対して丁寧に、大切に応対してくれるこの会社なら、入社後も自分が会社から大切にされていると感じながら働くことができると思い、入社を決意しました。入社当初は技術部として1年半ほど「静電チャック」の製造に携わったのち、現在は営業部へ配属となっています。

「静電チャック」を広めていく役割

営業職は全くの未経験でしたが、入社前に感じた「人を大切にする」という社風は入社後にも感じており、この社風を信頼していたのでそこまで不安になることはありませんでした。実際、営業部に配属後も、上司や同僚のサポートを受けながら、楽しみながら働くことができています。現在の私の仕事は、既存のお客様に訪問させていただき、開発案件のお手伝いをさせていただくこと。また、新規開拓として、展示会で当社の製品を全く知らない方に声をかけたり、ホームページからお問い合わせをいただいたお客様の元を訪問することです。つまり、静電チャックをより多くの方に広めていくことが私の仕事です。世間的には空気の力でモノを把持する「バキュームチャック」の方が主流です。しかしバキュームチャックは電力消費が激しく、騒音も発生します。電力消費を抑えることができるだけでなく、騒音も発生しない静電チャックという製品を、まず知ってもらうことができれば、多くの方に必要とされるはずです。

当時の面接官が、私の憧れ

社会には、まだまだ静電チャックが活躍できる場所があると考えています。だからこそ、まず私にできることは、とにかくいろんなところに顔を出し、顔と製品を知ってもらうことです。お客様の困りごとを静電チャックで解決できた時や、初めて静電チャックを見た方が「もっと早くこの製品を知りたかった!」と言ってもらえた時には、非常にやりがいを感じることができます。これからも、多くの方に静電チャックを知ってもらうことで、人不足が嘆かれる現代社会の一助になれるよう、努力を続けていきます。悩んだり、落ち込んだ時は、スノーボードやバトミントンでリフレッシュしたり、先輩社員とご飯を食べながら話を聞いてもらうことも。私を面接してくれた方もその一人です。当社の「人を大切にする」という社風を体現されている方で、現在でも私の社会人としての憧れとなっています。

  • 9:00 朝礼後、メールチェックを行います。
  • 10:30 お客様の元へ向かいます。日によっては社内の打合せや新規のお客様へ電話対応等行います。
  • 12:00 内勤の日は基本お弁当ですが、訪問先でご飯を食べることも多いです。
    出張の現地のご飯が楽しみです。
  • 13:00 お客様のもとへ向かいます。既存のお客様は週に1~2回程度訪問させていただいております。コロナ禍も落ち着いて対面でお会いできる環境になりうれしいです。
  • 16:00 会社に戻り、その日に訪問した企業のお困りになられていることを社内に共有し、お手伝いできるところは対応します。また、新規開拓等も行っております。
  • 18:00 日報を提出し退社。業界について勉強したり、飲みに行ったり、バドミントンを行ったりと ワークライフバランスを大切に日々過ごしております。

憧れの上司の背中を追って

新卒で当社の製造部に入社し、当初は川崎本社で勤務していました。そこで出会った上司の人柄はもちろん、技術的な部分や仕事の進め方に惚れ込み、上司が滋賀工場へ転勤となった際には私もついていく形で滋賀工場勤務となりました。当時の滋賀工場は立ち上げ途中で何もない状態でした。自分たちで物の配置から動線を考えてレイアウトし、少しずつ現在の滋賀工場を作り上げてきたのです。工場の立ち上げはなかなか経験できることではないので印象に残っていますし、この滋賀工場が私の成長と共に整備されていったので愛着も沸いています。現在は製造部として、「静電チャック」の製造、組み立てを手作業がメインで行っています。半導体業界は、2乗の速度で製品が小さくなっていくと言われています。大がかりな生産ラインを整備することができない一方、常に新しいものを作ることができる環境にワクワクしながら働いています。

何も知らないからこそ、楽しめる

就職活動を通して、理系職は真面目な雰囲気に偏りがちだという印象を受けました。しかし、当社からは、仕事に対しては真面目だけど、働く方々は温厚で、人としての温かみを感じました。働く方々に人間的な魅力を感じたことが、入社理由の一つです。入社前からアルバイトとして現場に入らせてもらっていましたが、仕事への向かい方はプロフェッショナルそのもので、その目つきに圧倒されました。一方で、話しかけてみると、優しい方ばかりで、困ったことがあればすぐに手を差し伸べてくれます。こうした先輩社員の方々の社会人としての姿に、現在でも憧れています。もう一つ、当社を選んだ理由としては、私が半導体業界や「静電チャック」について何も知らなかったことが挙げられます。全く知らないからこそ、「静電チャック」について知らないお客様と同じ目線で製品に感動できますし、さらなる感動を生み出すにはどうすればいいのか、考えを巡らせることができるのです。

今、目の前にあるものに全力でトライする

私たちの仕事では、時に高価な製品を扱うこともあるので、日頃から注意深く作業を行う必要があります。また、自分で計画を立てて、自分で物事を進めていくというのが基本になります。求められている成果から逆算し、自分を律しながら計画を立案・実行できるひとにこそ向いている職場ですね。とはいえ、こうした仕事の仕方が、社会人になってすぐできる方はまれだと思います。まずは、目の前にある仕事、出会いに真正面からトライしていくことが大切であると考えています。いろんな経験をして、日々改善を繰り返しながら、お客様の期待に応えることができる製品を作るのが、私たちの使命です。当社は自分を高めることに意欲的で、自ら手を挙げて行動を起こせる人には、多くのチャンスと勉強になる機会が巡ってきます。私自身も現在の環境に感謝しながら日々を大切に過ごし、いつか私が上司に憧れたように、自分に憧れてくれる後輩が現れてくれることを願って、努力を続けていきます。

  • 8:00 出社後、メールを確認します。
  • 8:30 作業に入る前に作業を行う部屋を清掃します。
  • 8:50 朝礼
  • 9:00 業務開始。重要度の高いもの、期限の近いものを調べ、その作業から始めます。
  • 12:00 昼食。基本はのり弁です。
  • 12:20 昼寝。ここでしっかり休息をとっておくか否かで、午後からの作業効率が全然違います。
  • 13:00 業務再開。メールを確認、急ぎの依頼等から対応していきます。
  • 15:30 作業の進捗に合わせてスケジュールの調整と明日の作業についてスケジューリングをします。
  • 18:00 片付け後、メールを確認し、業務日報を提出したら帰宅します。

馬と共に生きていく予感があった学生時代

私の出身地は元々サラブレットの有名な生産地で、小学・中学ですでに乗馬少年団に所属していました。高校・大学でも馬術部に所属し、これまでの人生を振り返ってみても、馬との関わりが途切れたことはありません。特に高校生ぐらいになる頃には、漠然と馬に関わる仕事をして、馬と共に生きていくんだろうなとは思っていました。ひとえに馬と関わる仕事と言っても、競走馬に関わる仕事であったり、乗馬に関わる仕事であったりと色々ありますが、当社のプラッツで働くことを決意した理由として、当社がプラッツを通して実現しようとしていることに共感したからです。プラッツは、乗馬を始めとした馬とのふれあいで癒しを得る「ホースセラピー」を提供する場として開かれています。多くの社員の方に、仕事をしつつ乗馬を楽しんでいただきたいですし、地域住民の方との繋がりや、病院や福祉関係の方々との繋がりを生み、社会に貢献していく役割を担っています。

「乗れる」という、馬の魅力

馬の一番の魅力は、なんといっても乗れることです。あたりまえのことのように聞こえるかもしれませんが、馬に乗った際のいつもより高い視線、それでいて地面と繋がっているような感覚、そして自然に囲まれながら森を進む楽しさは、実際に乗馬をしてみたことがある人にしかわかりません。私の仕事は、馬の世話をしながら、社内外問わず多くの方にこうした馬の魅力を伝えていくことです。他社では、乗馬クラブに行って馬術部の活動をしているところもありますが、自社で馬を飼育している企業は極めてまれです。社内の方には気軽に遊びに来てほしいですし、例えば学生時代に馬術部として活動していた方が、プラッツがきっかけで入社してくださる、というのも目標の一つです。社外の方にも、乗馬に興味がある方には気兼ねなく来ていただきたいですし、長期の闘病生活を余儀なくされたり、もっと漠然と人生に楽しみを見出せなくなっている方にもプラッツに来ていただき、馬の魅力に癒されてほしいですね。

「プラッツ」が憩いの場になることを願って

社内の方が、生まれて初めて乗馬を体験し、楽しかったと言ってもらえた時に、この仕事のやりがいを感じました。プラッツの取り組みは始まったばかりで、成果を上げていくのはこれからです。まずは地道に、社内の方に乗馬を楽しんでもらい、社外の方にも真摯に対応を行うことで、プラッツの認知を拡げていきます。その先で、プラッツに興味を持ったことがきっかけで入社する方が現れたり、一般の方から愛される場として運営ができれば、それが成果になると考えています。乗馬は、これまで経験がない方にとって少しハードルが高いかもしれません。そういった方にも楽しんでいただけるように、私たちは馬の資質を見ながら、いろんな方と仲良くできる馬の育成を日々行っています。馬術競技に興味がある方はもちろん、体験だけでも、ぐらいのラフさでプラッツに遊びに来てもらえると嬉しいです。

  • 8:00 馬の朝ごはん 体温測定
  • 9:00 馬房掃除(馬の部屋掃除)
  • 10:00 馬の運動 騎乗したり、放牧したり。馬術の大会に向けた練習も行います。
  • 12:00 馬の昼ごはんを与え 人間の昼休み
  • 13:00 午後からは馬の手入れや軽い馬房掃除は行いますが、事務作業も多いです。
  • 16:00 細かな厩舎作業や夕ご飯を与え、使用した馬場の均しを行い基本的には17時には終われるようにします。